不正咬合による障害

歯ならびが悪いと、次のような障害が起こります。

● 歯が磨きにくいため、虫歯や歯槽膿漏になりやすく、口臭の原因にもなる。
● 食べ物をうまく咬めない(咀嚼機能障害)
● 言葉がはっきりしない(発音障害)
● あごの形や顔立ちに影響を与える(発育障害)
● あごの関節や筋肉の具合が悪くなる(顎関節症)
● 外見の悪さから劣等感に陥る(心理的障害)

以上の障害のなかで見逃してはならないのが、心理的障害です。一般に歯ならびは審美性という
点が注目されがちですが、これは歯ならびが顔貌、特に”口元の感じ”に対して大きな影響を与えて
いるからです。歯ならびが悪いことで劣等感を持ち、友人との付き合いを避けたり、人前に出ること
に消極的になるなど、社会生活が複雑になるにつれて、歯ならびの悪さに引け目を感じるという
心理的障害が大きな問題となる場合もよくあります。

しかし、歯ならびについては、”歯”の持つ本来の機能を忘れることはできません。すなわち、歯は
上下が正しく咬み合って初めてその機能を果たせるわけですから、歯ならびが悪くては歯としては
あまり役立っていません。歯ならびの審美性ももちろん大切ですが、歯科医の立場からすると、
機能面からよい咬み合わせを作ることが重要であります。

また、最近では『顎関節症』といって口をあけにくかったり、あけるとあごが痛かったりカクカク音が
する人(大半は大人)が増えています。その治療は大変やっかいですから、原因の一つと言われて
いる悪い咬み合わせは早期に治しておくべきでしょう。


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